2021.07.05

発ガン物質「ニトロソアミン」について

ニトロソアミン、聞きなれない言葉かもしれませんが、食物に含まれる発ガン物質の一つです。
ニトロソアミンは、野菜や土壌、人間の唾液の中にもある亜硝酸(塩)と、肉などの中にあるアミン類という物質が反応して作られます。
「それなら人間の胃の中でも反応してニトロソアミンができるのですか?!」と驚く人がいるかもしれませんが、この点については確かめられていないようです。

以前、ビールからニトロソアミンが検出されたこともあったようですが、それはビールの原料の一つである麦芽をガスで乾燥させる為にできたもので、その後、乾燥法が改良されてニトロソアミンの量は少なくなったとのことです。
また、スルメなどの干物をガスの直火であぶると、表面にニトロソアミンができます。

ニトロソアミンは他にも、亜硝酸塩を発着剤として使っているハムやソーセージ、ベーコンにも含まれ、味噌、醤油といった食べ物からも検出されます。
また、原因不明ですが、亜硝酸塩を添加していない肉からも検出せれることがあります。

もっとも、ニトロソアミンは人間の血液や大便、タバコを吸う人の尿からも検出されるので、人間の体内でも作られてるとも考えられます。ニトロソアミンがガンとどのくらい関係があるかは、今のところわかってはいません。

ハムやソーセージなどに含まれるニトロソアミンの量でいうと、動物実験の結果からは毎月数十kgものハム類を食べないと発ガンに至らない計算になるとのことですが、体内でも作られると考えられる厄介な物質なので、普段の食事や生活習慣には気をつけたいところですね。


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