『乳酸菌代謝物質』は、本来、乳酸菌(腸内細菌)が腸内でつくり出す多種の栄養素や様々な生理活性物質であり、私たちの免疫システムに関与する物質や生体機能をコントロールする物質など多岐に渡る機能性が確認されております。
一般の単菌培養(乳酸菌飲料)とは異なり複数の菌を掛け合わせる手法のため、限られた研究所でしか培養できない特殊素材です。
弊社は、2001年の創業以来、その機能性を生かし各種サプリメントや化粧品、育毛剤、ボディケア(治療・美容・スポーツ)、競走馬、小動物の製品を開発して参りました。この20年で自社製品16種類、そして他社様製品(OEM/ODM)25種類を開発させて頂きました。
特に外用としての製品開発は、業界に先駆け弊社代表の橋本が創業以前から手掛けていた分野です。
【なぜ?発酵物を皮膚に塗るのか…】
腸と皮膚は発生学的にも同様で(腸も体外)、免疫システムや反応する受容体・伝達システムも類似しており、乳酸菌代謝物質の特異的な現象は反射(リフレクション)であると考えました。
私共はその発想から副産物に外用としての機能性を見い出し、大学研究者やパートナー店の諸先生の方々と共に実践と臨床を重ねてまいりました。
長年、その効果性や特異性のある反応/現象に対する解明と作用機序を探求してまいりましたが、マテリアは従来の既成原料ではなく培地(培養物)そのものを製品化したため、成分解析は困難を極めました。しかしながら近年のメタボローム解析(代謝物網羅的解析)により、その正体が徐々に明らかになってまいりました。
【特異なる現象と500種を超える成分】
500種を超える成分の中からはビタミン/ミネラル/アミノ酸類等の一般成分はもとより、150種以上のペプチド類や17種の抗酸化物質、そしてポリアミンをはじめとする多種の生理活性物質(成長因子)が確認され、その現象のメカニズムが明らかになりました。
そして、皆様のご尽力により治療・美容・スポーツ・介護・動物(競走馬)等、更に再生医療の分野でも導入されることとなりました。
これからも『乳酸菌代謝物質』の可能性を広げ、皆様に喜んで頂けるような製品の開発を進める所存でございます。
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【乳酸菌代謝物質とは?】