2021.08.20

なぜ夏は食欲がなくなるの?

夏を迎え、食欲がなくなる方が多いのではないでしょうか?
これは、いわゆる“夏バテ”の症状の1つである事は皆さんもご存知でしょう。
身体の中で、夏の暑さや湿気によって最もダメージを受けるのは『胃腸』と言われています。
夏バテの、『食欲がなくなる』『全身の倦怠感』『下痢・便秘』などの様々な症状は【胃腸の弱り】から起こる関連症状と考える事が出来ます。

以前のブログで、【梅雨時期のお腹の不調】について書きましたが、胃腸は乾燥を好み、湿気を嫌う特徴があると考えられています。
梅雨や夏の時期になると湿気が多くなり、食欲がわかず、乾燥し始める秋になると、『食欲の秋』と表される様に、胃腸が元気になり食欲も増していきます。

また、この『胃腸の弱り』は日本特有の地形や環境とも大きく関係しています。
日本は島国で、周りが海で囲まれており、且つ国土の大半が山岳地形の為、風通しが悪く湿気がこもりやすい環境にあります。
つまりは、元々日本人の身体は他の大陸の乾燥した地域に比べ、胃腸が弱りやすい傾向にあると言えます。
特にこの時期は湿度が多い為、胃腸へのダメージはより拍車がかかり、食欲不振に陥りやすくなってしまうのです。

こちらのブログでは、そんな悩みを少しでも解消出来る様、マテリアセラピー®応用編として、様々な使い方をご紹介しています。
是非実践して頂ければ嬉しいです。



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