2021.10.01

乳酸菌食品の3つの分類

皆さんはご自身の腸内環境に何か“良い事”をしていますか?
人の免疫の7割は腸に集中している事や、乳酸菌を摂ると何となく腸に良い事等はご存知だと思います。
そこで、本日は乳酸菌食品における3つの分類について、お話したいと思います。

プロバイオティクス(生菌)
プロバイオティクスは人に良い働きをする生きた微生物を指します。
身近な物でいうと、乳酸菌飲料やヨーグルト、甘酒、納豆やぬか漬け等のいわゆる発酵食品です。

プレバイオティクス(腸内細菌のエサ)
プレバイオティクスは、オリゴ糖や食物繊維の一部に挙げられるような、食品成分を指します。
有用なエサを摂取する事によって、腸内細菌の増殖・活性を変化させ、腸内環境を改善させる食品成分になります。

バイオジェニクス(生理活性質物質免疫調整因子)
バイオジェニクスは、それ自体が直接的に免疫システムや、生体機能にアプローチする事により、具体的な結果が得られるのが特徴です。
前者➀プロバイオティクスと➁プレバイオティクスは長期的な摂取を続ける事により腸内環境を整え、その結果として生体機能にアプローチします。
対してこのバイオジェニクスは、腸内フローラを活性させるのは勿論の事、生体に直接作用する事により、具体的には…

・血圧降下
・免疫活性
・アレルギー改善
・血中コレステロールの低下
・整腸
・感染予防
・老化防止

等に働きかける事が確認されています。

コロナ禍で大変な今こそ、『免疫』『腸』『乳酸菌』について考えてみてはいかがでしょうか。