ビタミンは体外から摂り入れるものだと考えている方は多いはずです。確かにビタミンは食品から摂れる栄養素ですが、一部のビタミンは私たちの腸内で腸内細菌(乳酸菌たち)が合成してくれているのです。
【腸内細菌が作りだす主なビタミンはこちら】
ビタミンB1
細胞内でのエネルギー生産に関り、糖の分解を助ける。精神を安定させ、疲労を取り除く。
ビタミンB2
細胞の再生や成長を促進する。脂肪燃焼を促進する。
ビタミンB6
アミノ酸の分解や生産に関わる。ホルモンなど体内物質の合成に使われる。
ビタミンK2
血液の凝固に関わる。骨の健康を保つ。
ナイアシン
皮膚や粘膜を健康に保つ。血行を促進する。
ビオチン
糖の分解を助ける。皮膚や粘膜を健康に保つ。
葉酸
たんぱく質の合成に関わる。成長を促進する。貧血を予防する。
パントテン酸
ストレスを軽減する。免疫機能を助ける。
私たち人間は、栄養バランスの良い食事を摂り、腸をいたわり更に腸内環境を良くすれば、必要な分のビタミンをサプリメントやビタミン剤に頼らなくても補給することができます。
まずは、バランスの良い栄養たっぷりの食事と、適度な運動と睡眠をしっかり確保することを意識し、腸内フローラを元気にする生活習慣を送り、ビタミンを合成しやすい腸内環境を整えていきましょう!
飽和脂肪酸は、「短鎖脂肪酸」「中鎖脂肪酸」「長鎖脂肪酸」に分けることができます。短鎖脂肪酸と長鎖脂肪酸は動物性、中鎖脂肪酸は植物性が多いと言われています。
例えば、中鎖脂肪酸の一種であるラウリン酸はココナッツオイルにも豊富に含まれており、すみやかに分解され体に溜まりにくく、つまり、太りにくい油として注目されています。
飽和脂肪酸の中には、人の腸内で、腸内細菌によって代謝される短鎖脂肪酸があります。酢酸、酪酸、プロピオン酸などがそれで、ビフィズス菌などの腸内細菌がオリゴ糖や食物繊維をエサとして発酵代謝物を有機的に作っています。
最近、この短鎖脂肪酸は免疫を整える働きや腸の細胞を修復する働き、更に自律神経の調整などの有益な働きをしていることが分かっています。
一般的には、第二の脳と呼ばれている『腸』。体の中で果たす役割は大変重要になってきます。体の免疫機能を調整しながら、気分や感情を左右している様々なホルモン(神経伝達物質)を分泌しています。
また、脳からの指示とは無関係に腸として独立した神経系機能を持ち、状況によって学習することも出来るといいます。その研究の分野は、「神経消化器学」という新たな分野によりもたらされた知見です。
腸と脳の交信は、『迷走神経』という回線を通じて行われております。腸と迷走神経は心と感情を左右していることも分かっており、腸内細菌のなかには、この迷走神経を刺激する物質を出すものもいます。
何故、腸と脳はこれほどまで深い関係なのか?!それは、生物の進化を辿っていくとわかってきます。発生学的には、腸は脳より先輩。言い方を変えると、生物の脳は、腸が起源ということになります。
背骨のある動物(脊椎動物)が誕生する以前の原始的な生き物は、クラゲやナマコといった腔腸動物でした。腔腸動物とは、腸に食べ物の出入口があるような袋状の生き物で、脳がないので、腸を神経が取り囲んだ様な体をしていました。食べ物を取り込み、消化して排泄するという単純なしくみだった腔腸運動の神経が、進化する過程でやがて腸と脳に分かれたのだと考えられております。
運動を定期的におこなってる人は、腸内細菌が多いという研究結果が、アイルランド・コーク大学の研究チームによって発表されております。
運動量の多い人やアスリートは腸内細菌の種類や数が多くなるというのです。
適度に運動をすることは健康に効果的で体に恩恵をもたらすことはよく知られています。腸内フローラも同様で運動は腸内細菌のバランスを維持し活性化することも明らかになっています。
運動することによって血液循環がよくなると腸の蠕動運動が活発になります。すると、腸内環境が整えられ、免疫力もアップし、自律神経調整(バランスが整い)、ストレス解消、睡眠のリズムが改善したりと、様々な効果が見込めます。
ただし、普段運動の習慣がない人は、強い負荷は避け、自重負荷までの強度で運動しましょう。高強度の負荷をかける運動は活性酸素を生み出し、腸内細菌叢の悪玉菌を増やす原因になってしまいます。
適度な運動で十分ですので、是非、運動をする習慣をつけることをお勧めします。
5月も半ば、花粉症の時期は過ぎているのに、くしゃみや咳が出たり、鼻水が出たり肌に痒みが出ることはありませんか。スギ花粉が飛び始める時期と同時に黄砂やPM2.5も飛び始めます。生活環境に変化のある3月、4月、5月、梅雨入り前までのこの時期は、雨が降ったり晴れたりと天気の周期的な変化によって空気が入れ替わりやすいことが飛散量に関係しています。アレルギーの原因物質が多く飛び回り、複合大気汚染の肺炎、アレルギー疾患も増えているのが現状です。
細菌やウイルス、黄砂やPM2.5の様な異物が、体内に侵入し、組織や細胞を痛めつけるような刺激を加えることで、体内で火事を起こさせることになります。これが炎症です。
火事が起こると生体は血管透過性を亢進させて、浸出液を出し、直接患部を消火するだけでなく、血管内の好中球やリンパ球などの消火部隊を投入し、火種を消しにかかるようになります。これは免疫機能が働いていることとなります。免疫機能が上手く働き消炎すれば一安心なのですが、現在の大気汚染問題は深刻で、異物を日々吸い込むことで、体内に小さな炎症が起きてるのは事実です。炎症が慢性的に積み重なると、大きな病気にも繋がってしまいます。
私たちは、常にそのリスクと向き合って生活をしていかなければなりません。
【では、どうしたらそのリスクを下げられるか?】
・まずは、皆様が住んでる地域のPM2.5や黄砂の飛散量とご自身の体調にチェックし意識をむけること
・運動することは大切だが、時間帯とタイミングを気をつける
・マスクをして行動すること。(マスクをすると口呼吸になりがちになるので鼻呼吸を意識しましょう)
・鼻呼吸をする
・空気清浄機を使う
・バランスのいい食生活
・腸内フローラを意識した食事
・睡眠時間をしっかり確保する
・禁煙
・持病の管理(喘息や糖尿病など)
・体の異変に気づいたら早めに受診する
しっかり対策を心がけてリスクを減らしましょう。
私たちの生命活動を司る『腸内フローラ』。腸内細菌は私たちの健康を維持する為に様々な生理活性物質を代謝していると云われております。
乳酸菌代謝物質は腸内フローラの乳酸菌グループ数十種の代謝物で、多種のアミノ酸・ビタミン・ミネラルやフラボノイドをはじめ400種類以上の成分が含まれております。
「ネオスBS-1」は乳酸菌代謝物質をベースに黒大豆種皮エキス・ラクトフェリン・有胞子性乳酸菌、更に美容・骨関節に定評のあるヒアルロン酸・コラーゲンを加え、美と健康のエイジングケアサプリとして開発されました。
《ネオスBS-1ベネフィット》
【乳酸菌代謝物質】
腸内細菌である数十種類の乳酸菌を、天然大豆で培養した発酵代謝物で、アミノ酸・ビタミン・ミネラル酵素等が含まれる機能性成分。
【ラクリス菌】(有胞子性乳酸菌)
胃酸や胆汁などで、損なわれることなく生きたまま腸に届き、腸のぜん動運動を促します。
【ラクトフェリン】
初乳に含まれる機能性物質で、免疫・抗ウィルス・抗炎症やビフィズス菌の増殖作用など注目される素材です。
【黒大豆種皮エキス】
多種のアミノ酸・イソフラボン・アントシアニン・を効率よく抽出したエキスを効率よく抽出したエキスです。
【ヒアルロン酸】
高い保湿力を持ち細胞活性・肌・関節に対する美と健康の素材です。
【コラーゲン】
肌・骨・筋肉に関わる重要な成分です。
【難消化性デキストリン】(水溶性食物繊維)
糖・脂肪の吸収を遅らせる作用が注目されております。
【オリゴ糖・ビタミンC・クエン酸】
疲労回復に効果的です。オリゴ糖は善玉菌のエサとなり活性させます。
本日は皆さまからお寄せ頂いた体験談を掲載致します。
いつも沢山のお声ありがとうございます!
各種SNSの投稿や、メールにて体験談やご感想をお送り頂けますと幸いです。
これからもマテリアシリーズを宜しくお願い致します。
※お寄せ頂いた体験談等はお名前を伏せて、各種SNSやこちらのブログ、
会報などに掲載させて頂く事がございますので、予めご了承下さいませ。
★マテリアと一般製品との違いは、その製造方法にあり!
一般製品は、いかに高濃度・高品質の製品をつくろうとしても、既製の原料を限られた範囲の配合量で、製造するのが常です。
又、原料も一商品であり、あらかじめ濃度が調整され、防腐/安定処理を施した既製品です。
通常は製品をつくる場合、水又は油脂類をベース(基材)に、特定した原料を0.1~数%ずつ添加して製造します。
マテリアは、独自の高濃度原料であり既製原料ではありません。
☆マテリアは基原料を90%以上使用し、そのまま製品化した唯一無二の高濃度製品!
乳酸菌代謝物質は食品と化粧品の原料登録がなされ、化粧品原料名は「乳酸桿菌/豆乳発酵液」。培養から直ぐに無調整で滅菌処理を行い、基原料そのものを濃厚な状態のまま製品化します。
一般の単一原料では無く、その中には多種のアミノ酸・ビタミン・ミネラル類をはじめ様々なポリフェノール類(抗酸化物質)やポリアミンに代表される生理活性物質が豊富に含まれております。
そもそも『マテリア』の語源は『Material(マテリアル)』で“原料素材そのもの”を表しています。まさに乳酸菌(腸内細菌)がつくりだした神秘のMaterialで、その成分には一般栄養素のみならず517種類の様々な有効成分が含まれております。
※計算上、マテリア1本で高級美容液が100本以上できる濃度。
GWも終わり、変わらず日中20度を超えるとても気持ちの良い日が続いています。
ですが、まだまだ日内変動などの気温差が5度以上ある状態も続いており、自律神経の乱れから体調に変化を及ぼしやすくなっています。
気温が大きく変化すると、血管が収縮したり拡張する事で、体温の調節を行います。その調節をしているのが自律神経です、
寒暖差が大きくなると、自律神経のバランスが乱れ、身体の調整機能がうまく働かなくなります。そして、身体に様々な不調を引き起こすのです。
本日はそんな自律神経の乱れから起こる不調の中から「鼻づまり」と「目のかゆみ」にフォーカスを当てたマテリアセラピー®をご紹介致します。
また、話は変わりますが…皆さんは花粉症で困ってはいませんか?
実は花粉のピークは一般的に2月~4月だと思われていますが、意外と量も種類も多いのが5月なんです。
更に、アレルギー性鼻炎の悪化原因にもなる黄砂も、3月~5月に多く飛ぶと言われています。
気温の変化に花粉に黄砂と…鼻や目の不調も起こりやすいこの時季、ツボへのマテリアセラピー®で少しでもラクになって頂ければ嬉しいです。
今回はお仕事中でも出来る様、耳やこめかみ付近のツボをご紹介致しました。
是非お試しください♪
2016年4月14日、熊本県と大分県で相次いで大きな地震が発生しました。
気象庁震度階級では最も大きい震度7を観測する地震が、4月14日から16日未明に発生した他、最大震度が6強の地震が2回、6弱の地震が3回発生しました。
日本国内の震度7の観測事例としては、現在の気象庁震度階級が制定されてから初めて震度7が2回観測されました。
また、熊本県益城町で観測された揺れの大きさは計測震度6.7で、東北地方太平洋沖地震の際に観測された揺れ(震度6.6)を上回り、国内観測史上最大となりました。
弊社社長の橋本は5年前の5月1日、その最も被害の大きかった地区である、益城町へボランティアに参加させて頂きました。
十分な食事や水分を摂らない状態で、長時間同じ姿勢や、座っている状態が続くと血行が悪くなり、
「血栓」が出来やすくなります。そして、何かの拍子にその血栓が剥がれ、血管を塞いでしまう病気を
『エコノミークラス症候群』と言います。
被災時の避難所での生活においては、『エコノミークラス症候群』が深刻な問題となっており、被災された方々の予防と疲労回復にと、マテリアセラピー®を体感して頂きました。
今日からゴールデンウィークという方も多いのではないでしょうか?
日々の疲れは勿論、3度目の緊急事態宣言下のこのコロナ禍で、沢山ストレスも溜まっている事でしょう。
この様な状況だからこそ、自宅でゆっくり&しっかりご自身の身体を労わってあげて下さい。
普段、人間関係・緊張・プレッシャー・通勤/通学・長時間のお仕事・睡眠不足…というように、
日中は交感神経が優位な状態でヒトは活動しています。
この交感神経が優位な緊張状態が夜間も続くと、様々な健康トラブルを引き起こす引き金になります。
そんな緊張状態から身体を休めるべく、今回ご紹介するマテリアセラピー®を実践してみて下さい。
副交感神経を優位にする方法は色々とありますが、今回は顔のツボを使ったマテリアセラピー®です。
おススメは、バスタイム。タオルで軽く顔の水分を拭き取り、上図のツボに塗布し、気持ちの良い具合の力加減で刺激をしてあげて下さい。
擦ったり、強く刺激するのは厳禁です。
是非、このコロナ禍のゴールデンウィークは、マテリアセラピー®で副交感神経を優位にして、存分に身体を休めて下さい♪
※「マテリアアスリート/PRO」はメントール成分が配合されている為、お顔へは「マテリアリフレ」をご使用下さい。
「マテリアリフレ」をご利用いただいた皆様から寄せられたお声をもとに、スポーツと健康づくりに特化したスポーツローションとして「マテリアアスリートシリーズ」を開発いたしました。
「マテリア・アスリートPRO」は、多くの現役トップアスリートやトレーナー・指導者の皆様に、コンディショニングケア用として愛用されているマッサージ・ローションです。パフォーマンスUPや、ケガ予防を実感され、実際のトレーニングメニューに取り入れられています。
ライトTYPEの「マテリア・アスリート」も並行して商品化し、高校・大学運動部や一般のスポーツ愛好家にも広く使用されています。
マテリアリフレは筑波大学研究グループによる80項目以上の効果検証を実施し、関節可動域・筋硬度・痛みの改善や日常生活動作の改善に高い効果を得られるとの結果が出ております。
「マテリアアスリートシリーズ」の商品の開発にあたっては、その効果検証で得た結果に加え、誰もがご存知の有名アスリート、チームから、高校・大学運動部、スポーツ団体関係者の皆さん、計900名にも及ぶモニタリングを実施致しました。
ここ数年の健康需要の高まりや、コロナ禍によるテレワーク、QOLの向上などの意識から、トレーニングを日課にされている方も多く、ケガの予防や疲労回復のセルフケアアイテムとしてご活用頂くケースも増えております。
また部活動やクラブチームなど、スポーツをするお子さまをお持ちの親御様からのお問い合わせも多く頂いております。
活用法として、「急性期対応 RICE処置」に関しても、また追ってこちらのブログに掲載させて頂きます。
スポーツを愛する皆さまのセルフケアに、「マテリアアスリート」「マテリアアスリートPRO」を是非ご活用下さい!
オンラインセミナー(無料)になります。皆様のご参加心よりお待ちしております。
オンラインセミナー(無料)になります。皆様のご参加心よりお待ちしております。
日々、脚に疲労感や倦怠感を感じていませんか?
マテリアアスリートでそんな脚の違和感をスッキリしてみませんか。
毎日プロの技術にお願いしたり、自分で時間をかけてマッサージをするのも大変だと思います。
そんな忙しい&時間のない皆さんの健康的な毎日を、マテリアアスリートがお手伝いします!
時間のない忙しい朝の外出前に、お仕事の合間に、帰宅後のホッと一息に、時間をかけずにサッと塗るだけの、簡単時短デイリーケアです。
ボロ出しをしないライトタイプなので、場所を選ばずお気軽にご使用いただけます。
是非お試しください!
食品としての乳酸菌代謝物質をご紹介したいと思います。
ネオスBS-1は粉体加工した乳酸菌代謝物質でございます。この中には乳酸菌代謝物質以外に複合的に有効成分を凝縮した製品につくり上げています。
そして、ネオガットソリューは乳酸菌代謝物質の高濃度の原液ということになります。
そもそも乳酸菌代謝物質は、乳酸菌の食品の中でどのような位置にあるか。乳酸菌食品は大きく分けると3つに分類されます。
一つ目がプロバイオティクスといいます。これは、一般の乳酸菌飲料であるとか、ヨーグルト、ビフィズス菌健康食品などです。いわゆる生菌の食品、生きた菌ということになります。
二つ目がプレバイオティクス。これは、私たちの腸内細菌の生育に関わるものです。オリゴ糖とか食物繊維とかお腹の中の腸内細菌の餌になるものと捉えていただけたらいいと思います。
そして、乳酸菌代謝物質は、バイオジェニクスという分野でございます。免疫活性物質を含む多種の生理活性物質。菌そのものというよりも菌たちがつくり出した発酵代謝物(生理活性物質)ということになるわけです。
生命の細胞増殖を担う「ポリアミン」。プトレッシン・スペルミジン・スペルミンのこの3種類がポリアミンです。全ての動植物の細胞の中に含まれている共通因子です。
私たちが普段食べている物にもポリアミンは含まれるわけですが、どういうものに多く含まているかというと、キノコ類、野菜だとピーマン、それからやはり大豆に多く含まれています。
面白いのは、大豆でも納豆に多く、乳製品の牛乳よりもヨーグルトに多い。何故でしょうか?
これは、要するに乳酸菌たちもそうですけど、微生物のなせる業ということになります。いわゆる、発酵がかかると多くなるということです。
私たちが食べた物を腸の中で更に腸内細菌たちが生成しているという事がわかりました。ですから、乳酸菌代謝物質の中には、ポリアミンが非常に多く含まれているという事になります。
ポリアミン(成長因子)は、すべての生物の細胞の増殖や分化に不可欠な物質であるという事なのです。
腸内細菌たちが合成する「ポリアミン」。私たちが口から食べた物は胃で消化されて、粥上になり腸へ行きます。そこで腸内細菌によってもっと小さな物に分解されます。
例えば、たんぱく質なら最小単位のアミノ酸まて分解してくれるのが、腸内細菌なのです。更に腸内細菌は分解したものを合成します。また違ったものに作りかえるという作業をします。
ポリアミンの生合成経路は、たんぱく質の最小単位のアミノ酸、その中のアルギニンをオルニチンに変換します。オルニチンは、しじみに含まれる遊離アミノ酸といいます。更にオルニチンから腸内細菌がプトレスシン→スペルミジン→スペルミンというこの三段階(ポリアミン)に変換するのです。
ポリアミンは、もともと食品の中にも微量入っていますが、更に腸の中で腸内細菌たちが作っているということになります。
ところが、これは加齢に伴って細胞内のポリアミンは、どんどん減少することが分かっています。ポリアミンが減少してくると、本来なら丸なら丸の細胞を同じように作っていかなくてはいけないのですが、しっかり再生されなくなるという事です。これが老化という事になります。ポリアミンの減少は老化に直接的に影響するということです。
ポリアミンというのは細胞の再生と抗老化作用、そして、注目すべきは非常に高い抗炎症作用があります。免疫活動の中で炎症サイトカインというのが出てくるわけですが、過剰に出た炎症サイトカインにキャップをする役割をするのがポリアミンとされているわけです。ポリアミンは非常に奥深い物質でございます。是非、これは注目いただければと思います。
乳酸菌代謝物質には、517種類の成分が特定されています。グループ分けをしますとビタミン・ミネラル・アミノ酸・有機酸・脂肪酸が満遍なく含まれております。それから、イソフラボン・サポニン・アントシアニジン・デスベラなどポリフェノール系やフラボノイド系の抗酸化物質が17種類。
それと、生理活性物質。これは私たちが正常な状態で生きていくためにコントロールするようなものだと思ってください。生命活動のサポートをしてくれるようなもの、これは非常に重要な部分になります。
その中で一つ「ペプチドグリカン」についてお話したいと思います。
ペプチドグリカンと免疫オートシステムについて、ペプチドグリカンというのはグラム陽性菌という菌には全てあるとされています。細胞壁なのです。乳酸菌でも長いのは乳酸桿菌、丸いのは乳酸球菌と言うのですけど、その細胞壁に分厚くある菌体成分です。
これが免疫システムの中にある鍵穴(レセプター)にささる鍵(リガンド)としてペプチドグリカンが特定されています。
免疫システムの鍵となるペプチドグリカンがTOLL様受容体(レセプター)にささることによって免疫システムが動き出すこととなっています。
“マテリア”は鍼灸治療の現場でも多くの治療家の皆さまによって応用されております。
2008年『第57回全日本鍼灸学会学術大会』に於いて、小比嘉黎子氏の研究グループにより「経絡と自律神経」とその効果について、患者さんが痛みを訴える患部と、その症状に対応するツボに“マテリア”を塗布すると、経絡に対する反応が確認され、自律神経に対する作用も含め同様の効果が認められた事が発表されました。
日頃より弊社製品をご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。
ゴールデンウィークウィークの休業日及び発送業務についてお知らせをさせて頂きます。
皆様にはご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご理解いただきますよう宜しくお願い申し上げます。
■休業日 2021年5月1日(土)~5月5日(水)
■発送について
4月30日(金)14時までのご注文は、当日発送となります。
それ以降のご注文に関しましては、休業明け5月6日(木)の発送となりますので、ご了承下さいませ。
乳酸菌代謝物質は、本来、私たちの腸の中で乳酸菌たちがつくり出してる代謝産物なのですけど、それを腸に見立てた培養器で大豆をエサとして数10種類の乳酸菌に吐き出させたものなのです。
その中にはどういうものが入っているかというと、たちの生命活動のなかで、細胞再生に関わるアミノ酸のグループ、ビタミン・ミネラルのグループ、有機酸(短鎖脂肪酸・中鎖脂肪酸・長鎖脂肪酸)のグループ、そして、これは非常に象徴的なのですが、乳酸菌たちの細胞壁に含まれるもの、これが今、免疫システムに関与擦るという事で非常に注目されています。
それは、「ペプチドグリカン」「ムラミジルペプチド」「タイコ酸」といったものになります。これは、免疫システムの鍵穴に対しての鍵(リガンド)になるものとしても注目されているわけです。
乳酸菌代謝物質は、培地、培養地として大豆を使います。牛乳ではありません。
大豆を使うことによって乳酸菌たちが更に大豆からイソフラボンとかアントシアニジンとか、ポリフェノール系、フラボノイド系の抗酸化物質が多種含まれます。
それともう一つ、一番のポイントは一般の成分ではなく、私たちが正常な状態で生きていく為にコントロールしているもの「生理活性物質」と呼びますが、こういったものも多種含まれているということです。
弊社は、もともとは体質改善や免疫活性のサプリメントをつくってまいりましたが、これを外用に対する機能性に着目しまして化粧品とかボディーケアの製品、育毛、機能改善などの製品をつくらせていただいております。
そのなかで多種の生理活性物質といってますが、従来、これを特定するのはなかなか難しい事でした。
それが昨今、メタボローム解析(代謝物網羅的解析)という解析方法によって非常に微細な成分まで特定することが出来ました。
もともと乳酸菌代謝物質は、培養していくと2層に分かれます。一層目はサプリメントの原料(80%)になりますが、下の沈殿してる酵素の固まり(二層目)は発酵固形分になりますが、これがマテリアの成分になります。イメージとしては、醤油に対してのもろみという感じです。
一層目のA液には409種類、マテリアに使われてる二層目のB液は517種類。その中には、一般の成分だけではなくて、なんと146種類の機能性のペプチドであったり、65種類の有機酸、脂肪酸でであったり、17種類の抗酸化物質。あとは、アミノ酸の変換物質、ビタミン・ミネラルの変換物質だったり、機能性物質が多種多様に濃縮されていたという事が明らかになりました。
乳酸菌代謝物質の培養と製造についてですが、いかに本来、腸の中で出している代謝物を体の外で作っていくかということになるわけです。
実は、数十種類の特定された乳酸菌たちを腸に見立てた培養器で腸と同様の環境を与えます。特に温度設定は非常に上手くやらなくてはならないのです。
そして、複数の菌を培養していくわけですけども、エサとして大豆を与えます。天然大豆を与えるのです。普通のヨーグルトとか乳酸菌飲料はほとんどは乳培地といいまして牛乳を使います。一方、乳酸菌代謝物質は昔から無農薬の大豆を使います。
そして、ヨーグルトなどの一般の培養方法というのは単一の菌ですから、「単菌培養」といいまして、これは比較的簡単にできる培養方法になります。乳酸菌代謝物質は複数の菌を掛け合わせますので、非常に難易度の高い培養方法です。これは「共棲培養」といいます。
乳酸菌たちが大豆を食べて成長ピーク時に出してくる代謝産物、それが『乳酸菌代謝物質』と思ってください。その中には500種類以上の有効成分が含まれるわけです。